2015年4月1日に食品表示法が施行され、
栄養成分表示が義務化されました。
その主な変更点のひとつに栄養成分表示の
「ナトリウム」が「食塩相当量」になったことが挙げられます。
しかし現状では、新旧表記が混在していたり、
ナトリウムから食塩相当量への計算が必要な場合も。
ここでは、ナトリウムから食塩相当量への計算方法のほか、
自動計算ソフトや暗算のコツをご紹介いたします。
食塩相当量の計算式 ナトリウムからの算出方法は?
ナトリウムから食塩相当量を算出する式は以下の通りです。
ナトリウム(mg) × 2.54 ÷ 1000 = 食塩相当量(g)
2.54って何??と思われるかもしれませんが、
食塩の主成分は塩化ナトリウム(NaCl)ですので、
そこからナトリウム(Na)の割合を算出すると…
NaCl(分子量:約58.5) ÷ Na(原子量:約23) = 2.54
つまり、食塩相当量はナトリウムの2.54倍ということになります。
食塩相当量の換算ソフト ナトリウム量から自動計算
数値を入力し、ボタンをクリックしてください。数値のみ入力可能です。
食塩相当量 暗算での求め方のコツ
食塩相当量はナトリウムの約2.54倍ですので、
ナトリウムの2倍 + ナトリウムの半分
で概算できます。
「÷ 1000」は、単位をmgからgに変えているだけなので、
必要があれば計算すればいいです。
また、だいたいの目安を知っておくと便利ですよ。
ナトリウム400mgに対して、食塩相当量が約1gになります。
まとめ
ナトリウムから食塩相当量を算出する計算式は
ナトリウム(mg) × 2.54 ÷ 1000 = 食塩相当量(g)
また、塩分計算をされる方は目安として
「ナトリウム400mgに対して食塩相当量が約1g」というのも覚えておくと便利です。
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